市長の政治姿勢について/みんなが「大好き!」と思える藤沢にするた
めに
会議日:令和6年3月13日 質問・回答
「ライドシェアについて」
乗り物に関する施策についてお聞きします。
コロナが明けてから、インバウンドの急増でタクシーが不足しております。京都市では昨年11 月、タクシーの配車依頼数に対して実際に配車できた数を示す配車率が、最も低い時間帯で1212%だったとする調査が内閣府から出ております。また、人手不足も影響してバスの減便や運休・廃止も起こっております。羽田空港と大船・藤沢駅間のリムジンバスも乗務員不足により3 月1 日以降当面の間運休となってしまいました。
東京都では運行地域や時間帯を限定した日本版ライドシェアを4
月から一部解禁していきますし、神奈川県では神奈川型ライドシェアを推し進めており、5 月から三浦市にて夜間帯限定の実証実験が始まります。
東京都や神奈川県など、ライドシェア導入に向け前向きな検討を進めておりますが、本市のライドシェアへの取組に関する見解を教えてください。
ライドシェア導入に関する、本市の見解についてでございますが、国が令和6年4月からライドシェアを一部解禁する方針を出したことを受け、東京ハイヤー・タクシー協会では、一部地域の平日朝の時間帯に限り、タクシー会社による運行管理などの条件のもと、導入することとしております。
また、神奈川県においても、三浦市で、同じく4月から夜間の時間帯に限り、実証実験を行う予定としております。
本市では、こうした国や県の動向を受け、本年1月に、タクシー協会藤沢地区会と意見交換を行ったところです。その中では、市内の現状として、「タクシー車両数及び、乗務員数は徐々に増加傾向であり、利用者数に対する需要と供給が均衡している状況である」と伺っております。
加えて、「横浜市のようにインバウンドなどにおける、タクシー不足の状況ではない」ことも伺っており、引き続き、今後の情報収集に努めるとともに、国や県などの動向を注視してまいりたいと考えております。
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