子どもの「今日の一食」を地域全体で支えるために

議員活動

フードリボンプロジェクト推進に向けた【一般質問】

2026年6月議会の一般質問において、私・西川誠志は「子どもたちの食について」をテーマに、一般社団法人ロングスプーン協会が展開する「フードリボンプロジェクト」と、本市との連携協定締結を促す質問を行いました。
その後、担当課とロングスプーン協会との打ち合わせも実現し、着実に前進しています。

フードリボンとは

飲食店を訪れた大人が「1枚300円のリボン」を購入し、店内の掲示板に貼る。
食事に困った子どもがそのリボンを1枚取り、店員に渡すだけで「無料で1食分の食事」ができる。
それがフードリボンプロジェクトの仕組みです。

市民の善意が目に見えるかたちで店先に並び、子どもがそれを手に取る。
「月に数回」しか開けない子ども食堂の隙間を埋め、子どもが「今日困ったその日に」温かい食事にありつける。
一般社団法人ロングスプーン協会が2021年に立ち上げたこの取り組みは、現在全国295か所の飲食店に広がり、累計61,000食以上を子どもたちに届けています。

6月議会での一般質問

議会では、まず本市の子ども食堂の現状を確認しました。
市内には約40か所の子ども食堂があるものの、「多くが月1回程度の開催」であり、すべての子どもが均等にアクセスできる環境ではないという課題が、執行部から公式に示されました。

子どもが「お腹がすいた」と感じるのは月に一度ではなく毎日のこと。
ここに、従来の子ども食堂だけでは埋めきれない隙間が生まれます。この隙間を埋める新しい仕組みとして、フードリボンプロジェクトを提案しました。

西川せいじ

本市においてはすでに「ほたる」「タンドールガードカフェ」の2店舗がプロジェクトに参加しており、さらに市役所分庁舎1階の福祉喫茶「かめきっちん」での実施が検討中であることを紹介しました。

かめきっちんは、障がいのある方の就労支援を目的とした施設です。
ここでフードリボンが動けば、「子どもへの食支援」「障がい者の就労支援・社会参加」が一つの場で同時に実現する。
担当部長からは「支える側・支えられる側」という枠を超えた「地域共生社会の具体化」であり、連携の在り方を検討する」という前向きな答弁を引き出すことができました。

また、全国では市川市・桶川市・調布市(FC東京との三者連携)など多くの自治体がロングスプーン協会との包括連携協定を締結していることを示し、「本市としての連携協定締結」に向けた議論の場を開きました。

これからに向けて

一般質問で種を蒔き、担当課とロングスプーン協会との対話が生まれる。
この動きを、確かな一歩へと進めていきたいと考えています。
連携協定の締結はゴールではなく、「地域で子どもを支える新たなまちづくりのスタート」です。

子どもが「お腹がすいた」と感じるのは毎日のことです。
その当たり前の困りごとに、地域全体で応えられる藤沢を実現するため、引き続き取り組んでまいります。

藤沢市議会議員 西川誠志

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